変化しないときの電気現象。摩擦による帯電現象、直流電圧のかかった導体より生ずる電界、静止する電荷から生ずる電界などは、すべて静電気の問題である。
たとえば、乾燥した冬の日にドアのノブなどの金属に触ると、金属に帯電していた静電気が指先に放電されてピリリと感じる。
また、合成繊維は吸湿性が少ないので摩擦で発生した静電気が帯電しやすい。合成繊維の肌着が絡みつくのはそのためである。
これらの静電気のもたらす害を防ぐため、帯電防止剤が開発されている。炭鉱ガス爆発のように、滞留している可燃物や爆発性ガスに静電気が放電されて大災害を起こすこともある。



